狛犬です。
最近、覚えているうちに学生時代のことを思い出そうというブームが私の中で来ているので、その中でもまずはそこそこ役に立ちそうなことを書こうと思います。
当時予備校にも行かず自宅で浪人していた私は、国語の点の伸び悩みに直面していました。
私の行きたかった大学は、センター試験(2020年度以降は「大学入学共通テスト」に名を変えますね)で8割程度取れれば合格できるのですが、
赤本の自己採点が8割取れる時もあれば7割になってしまうこともあり、安定しなかったのです。
暗記系はほぼ満点。一体何がいけないのか。
読解力に限界があるのか。
友人が放った衝撃の一言
時は既に12月。具体的に何が悪いのかもわからず、受験に間に合うのか?と不安で仕方ありません。
ここまでやってきて間に合わなかったら流石に悔しくない?
そんな中、国語のよくできる年上の友人と会う用事がありました。
「受験勉強どう?」
「国語が中々伸びないんだよなぁ」
「作者の気持ちは考えちゃ駄目だよ」
「……えっなんて?」
「作者の気持ちを考えるとわからなくなるから、出題者の気持ちを考えるんだよ」
彼女いわく、
「出題者がその問題で何を答えてほしいのかを考えると自然と答えがわかる」
「必ず答えさせたいものが選択肢の中にあるはず」
ということでした。
「出題者の気持ちを考える」だけで点数が……
その視点は持っていなかったので、さっそく次の日からその読み方を試してみると、まさに目から鱗でした。
結論を先に言うと、その一言のおかげで本番では9割以上取れました。
20点も上がったんです。たった一言で。
今まで自分は何を見てきたんだ?という。
それからは順調で、おかげさまで恙なくセンターで合格できました。
持つべきものは……友……その友人には感謝しかありません。
感覚的には、
・選択肢を眺めた時に1つだけ他の選択肢とは異質なものがある
・出題者が解答者に言わせたい答えはどれか、わざとらしい選択肢がある
という感じ。
本当に感覚的なものなので、なかなか言い表すのが難しいのですが……
ひょっとすると皆知っているやり方なのかもしれませんねwwここまで書いてちょっとそう思いました。笑
ですが、もしこのやり方を知らず、そして国語の得点が一定ラインで伸び悩んでいる方。是非この問題の読み方を試してみてください。
(今後は出題形式等変わってくると思うので、このやり方がどこまで通用するのかは不安ですが)