やってしまいました……
そう、電車に忘れ物。
電車に忘れ物をした時、大抵の場合は「まあ……いいや」で済ませてしまうのですが、
今回忘れてきた物はまあいいやで済ませられないものでした。
私の!大事な!傘!!
単なるビニール傘じゃなくて、数年来の付き合いの、お気に入りの!傘!!
ちょっと見捨てるにはあまりに思い入れのある品だったので、JRに問い合わせをしまして、先ほどやっと返ってきました。
JRさん、駅員さん、ご迷惑をおかけしました。
ということで、忘れ物のお問い合わせから受け取りまでをレポにして書き残しておこうかと思います。
電話してみた
うわ傘忘れてきたわ!!と気付き、これはお問い合わせ案件だなと判断、連絡することに。
しかし、よく考えてみたらこういった件は初めてで、どういう手続きをすれば良いのかわかりませんでした。
ひとまずは電話だよね……と検索。
・・・
ありましたありました!
JR東日本旅客鉄道株式会社「お忘れ物についてのお問い合わせ」
https://www.jreast.co.jp/sp/info/wasuremono.html
どうやら忘れ物の場合は
という番号にかければ良いらしい。
※問い合わせる前に、自分が何分の電車に乗ったか、そして詳細な特徴を言えるようにしておきましょうね。
当日は既に夜遅かったので、次の日に電話しました。
(ちなみに最寄り駅の窓口に直接問い合わせても対応してくれるみたいですよ!)
なくした物品の特徴をできるだけ詳細に伝える
ただいま回線が混み合っています、順番にお繋ぎしますのでしばらくお待ちください、と待たされること数十秒、やっとスタッフさんが出てくれました。
落し物をする人、多いんでしょうか。
さてさて、傘というものは特定が難しい物品に分類されるらしく、
かなり詳細に突っ込んだ質問をされました。
・何を忘れたか
・折りたたみ傘か、長物傘か
・ワンタッチ式か、そうでないか
・柄はついているか、無地か
・全体的には何色か
・柄の材質はどのようなものか
持ち主であると確定していない人に渡してしまうわけにもいかないため、詳細な質問をしてくるのです。
JR東によると、傘・鍵・電子タバコが特定が難しい物品の例だそうです。
他にも色々ありそう。
するとまた暫く待たされ……
スタッフさん「それらしい物がありました」
本当ですか!よかった!と、ホッとするのも束の間、
スタッフさん「保管されてるのは終点の○○駅ですね~(3つ隣の県)」
いや……うん。予想はしてた。
だって私が乗った電車、めっちゃ遠く行くなぁって思ってたもん。
多数の県を跨ぐ路線で忘れ物をしてしまうとこういうことが起きるので気をつけましょう。
傘……おまえ……旅行楽しんでこいよな……
最寄りの駅か、保管している駅に”保管期限”内に申し出る
保管期限とは、落し物を警察署に引き渡すまでの期間で、私が伝えられた日付から推測するに、おそらく3日程度だと推測されます。意外と短い。
最寄りの駅を通じて申し出をするか、直接保管駅に赴くかを尋ねられます。
持ち主だと確定できれば、郵送で受け取ることも可能なんだとか。
もちろん最寄りと答えます。まあ別に保管駅行ってもいいんですけどぉ……
この時、電話スタッフさんから「落し物番号」と登録されている情報を伝えられたので、忘れずにメモをしてから申し出に向かいます。
これ最初から最寄り行ったほうが良かったのでは?とは考えないようにして。
最寄駅の駅員さんに話しかけると、電話でのやりとりがまた繰り返されます。
これやっぱり最初から最寄駅行ったほうが
デジャヴを感じていましたが、それ以降は新展開で、保管駅に電話で確認をとってくれました。
幸運にもかなり特徴的な傘だったため、意外とすんなりと持ち主認定され、郵送してくれることになりました。
郵送の手配
ここで郵送の手配用の書類が出てきます。
物品名とその特徴・住所・氏名・電話番号を記入し、押印。
その時印鑑は携帯していなかったのですが、苗字に丸で代用としていただけました。
配送方法はクロネコヤマトの着払いで、日時指定可でしたよ!
これで手続きは全て終了です。駅によって差はありそうですが、だいたいこんな感じでした。
まとめ
・駅での保管期限は3日程度
・電話で問い合わせると検索してくれる
・どこでもいいから駅の窓口に行くとおそらく早い
・問い合わせる前に、乗車時間や持ち主しか知りえない物品の特徴を言えるようにしておく
・無事持ち主認定されれば郵送で受け取ることができる
・配送方法は着払い
真摯に対応してくださったJRの皆さん、ありがとうございました;;
大変お手数をおかけしました。
そしてごめんな傘……。